山本晴美 ここで愛ましょう New

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

島の一日

朝イチの突然のまさかの訃報に、返す言葉は冷静のようで、頭は真っ白です。

2時間後に出航するフェリーの時間に、とりあえず荷物をまとめてチェックアウト。

気がついたら、フキンを握りしめたままの乗船でした。

 

 

 

台風の影響か、激しい揺れと突然の波しぶきを顔にかぶり、はっと、現実に戻ります。

 

私、しっかり生きなきゃ。

 

 

30分後にはパズルをうめるような今日の予定を進めないとなりません。

そして、一本の電話が来るように念じています。

 

 

 

港に着いたら、知念さんを訪ね、午後の時間を約束。

そのまま、ヌチドゥ宝の家の謝花さんに「忘っつぃんのぉ」の報告と、千枝子さんの情報提供をお願いしました。

 

そこにいた初子さんが、まず、ひろこさんのcafeに案内してくださり、そのまま公民館へ...のはずが、ど直球の千枝子さんの実家に導かれた。

まさかの..... 気は動転する。

千枝子さんの弟さんのお嫁さんが対応してくださいました。

困惑しています。

理解できます、理由があるから私も今日まで会えなかったのだから。

 

島の人はほぼ繋がっている。

始めてお会いした事情もわからぬ初子さんの大ヒット、島に着いて1時間もしないうちに、打ち合わせなし、今回の旅がステップアップしました。

 

 

上陸から2時間、ひろこさんのカフェHarb100%で落ち着くための深呼吸とランチを。

まーなざるそば(キィッシュ付き)。

まーなは伊江島に自生する野草、菜の花。

元々フレンチのシェフだった喜納薫さんが考案したヌードル。

初めての食感と喉越し。

 

島のゴーヤのピクルスも美味しい!

 

今夜はひろこさんにお誘いいただき、喜納さんの居酒屋で、自家製の島の塩を使う喜納レシピを楽しむ事になりました。

 

さて、午後の予定がスタートします。

知念さんの証言の聞き取りです。

何度もお世話になっています。

今日は息子さんご家族がいらっしゃっていて、同席いただきながら沖縄戦の話を聞きました。

いくつか用意したあった質問に答えていただきました。

どこか、さらっとしているおじい。

方言指導は明日に。

 

 

そのまま、民謡歌手のみわこちゃんのご主人に「わっつぃんのぉ」のパンフを預けようと、さしみ屋の駐車場に着いたところで!!!!!!!

 

念願の、念願の、待ちに待って半年、ずっと会いたかった証言者、千枝子さんから、ついに電話がありました(涙)

昨日の速達にただならぬ気配を感じたそうです(笑)

 

59分間の電話のやり取りは、望んでいた以上の共感や理解や、これまでの苦悩から抜け出せそうな時間でした。

この続きがこの旅のどこかで実現するよう、慎重に言葉を選びました。

 

島に知り合いがどんどん増えていきます。

 

消化しきれないほどの手応えを抱えて、ひろこさんにまーなそばの考案者、喜納さんの居酒屋さんに連れて行ってもらいました。

 

 

ひろこさん

何度もお会いしてきたけれど、じっくり話しをした事がなく、今回は本当にいい機会。

島の事、歌語りの事、島の保護猫の事、料理の事、時間はどんどん過ぎてゆきます。

 

言葉少ないマスターのこだわりの島料理。

 

ゆしどうふ

まーなー春巻き

くわんそうの酢味噌

タンドリーチキンの岸焼き

まーなーチャーハン

 

マスターが海水から作った塩が絶妙な味で、メニューの全てが、初めて味わうものに変身していました。

 

 

 

 

職人さんてすごいです。

 

 

 


今日は島にあるコンテナホテルに泊まります。

1日を振り返り、資料に目を通し、明日の準備です。

実り多い旅ですが、確実なものを持ち帰りたいです。

明日は方言レッスンです。