山本晴美 ここで愛ましょう New

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

自分育て

昨日は午前中は、ブドウ畑にはさまれた道路の上り坂をぐんぐん上った所にある、小学校へうかがいました。
小さな学校です。
職員室の隅にある居間のようなテーブルはいつも先生方があたたかく迎えてくれます。
廊下ですれ違う子どもたちも学年関係なく、笑顔でハイタッチ!時にハグなのです。
5月に来た時よりも、体も顔も心も成長してそれだけで胸がギューっとなるわたしです。

いつも担当依頼をいただく学年が12人しかいないので、二つの学年の合同授業です。
音楽祭という目標の中で合唱に取り組んでいます。
時に合唱以外のことで中断します。
あっ、ほとんどか(笑)

しゃべるな・・・とか。
歩くな・・・とか。
けんかするな・・・とか。

わたしが子どもの頃の授業風景とかなりちがう現実があります。
今日は学校と教室とMJと子どもたちとそれぞれに関わり、その中で同じような気持になる場面がありました。


子どもたち。
みんなが個性の集まり。
大人にとって、都合のよい子ばかりじゃありません。
特に学校は難しいですね。
静かな環境が好きな子も、じっとしていられない子も同時に育たなくてはならないからです。


子どもたちへの今日の授業の終わりのメッセージは・・・
歌はいくらでもうまくなれる、だけれど、それがいちばん大切なことじゃない。
わたしが伝えたいのは、毎日の生活の中でみんなが大人になってゆくのに必要なことがちゃんと出来ないとダメだということ。
身のない歌声は伝わらない。
おしつけのテクニックを学ぶ時間にはしたくない。
うたおうという気持で出来上がってゆく歌声がすき。
ちゃんと自分のこころが動く時間であってほしいな。
そのための「授業」ではなく、まさに創り上げてゆく、ワークショップでありたいのです。
もっとひとりひとりに関わりたいと感じる瞬間がたくさんあります。


子育ては大変なのです。
家庭でも学校でも地域でも。

わたしが子どもたちに向かうとき・・・
よいもわるいも、揺るぎない自分で向き合い、あなたたちの成長を待つ忍耐力(重要)はあるということ、先を生きる大人として決して見て見ぬふりはしないうことは約束するよ。
もちろん、大変です、それぞれの成長の過程はわたしの都合に合わせてくれないから。

授業が終わって、廊下をあるいていたら、いろいろな意味で「愛の手」のかかる生徒が「ありがとうございましたっ」って言って走りさっていったよ。
こいつったら・・・と思う瞬間です。


自分育ての現場をありがとうなのです。
一生懸命な先生方ありがとうございました。

あぁ1日、うたった、怒鳴った、笑った、ささやいた。
ちょっぴり涙もでた。
今日もわたしのこころは忙しい。